長柄節

長柄は空につかえます

 ひくい御門の、槍のさや

  トウロやトウロ オシカケドウロ

   ササヨイヨイヨイ ヨイヤーサー

鶴が御門に巣をかけた

 年の暮れには五万石

  トウロやトウロ オシカケトウロ

   ササヨイヨイヨイ ヨイヤーサー

二万三千石 勝山藩は

 三階菱の王子紋

  トウロやトウロ オシカケトウロ

   ササヨイヨイヨイ ヨイヤーサー

藩主が将軍と碁の相手をし、その後の酒の席でお墨付きをもらった。 お墨付きをもって老中に御礼言上すれば加増となるところそれをしなかったことから、その後、将軍が「小笠原は無欲じゃのう」と申され、 参勤交代に長柄の槍の使用を許した。 領民がその栄誉を讃えた民謡とされている。

この言い伝えが本当だとすれば、将軍に会うことができる若年寄だった小笠原長貴の時代と思われる。

老中になるためには、通常5万石以上の譜代大名という規定があったため年の暮れには五万石という期待があったものと思う。

幕府領時代に比べ、年貢は重くなり、御用金や普請課役の増加し農村は早くから困窮しいたので、領民は加増されることを期待していたと思われる。

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